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2024年3月13日水曜日

ミュージシャン社長、すし屋バイトデビュー

事業を始めた頃は「資金繰り?」って感じでしたが、法人2期目の今、頭はそればかりです。

これが経営か。

業績が安定しない会社社長がバイトに出る話は実際に見聞きしていましたが、自分が48になって面接を受け、働き始めるとは。

けど、悲観的な話ではありません。悲劇期待の方はここでご退出を。

総副業時代、財布をいくつも作っていきたいのです。

毎朝3:55にアラームを鳴らしているのは前述したとおりですが、

朝活の中、自宅すぐ近くで、3時間のすし屋仕込みバイト募集を発見。

時間を有効に使えてお金も頂ける。調理は元々好きだし、何より長く続く会社から学べることがあり過ぎる。

ど素人で初日から注意されてばかりですが、そんな思考からついニコニコしてしまいます。

周りは「なんだコイツ?」でしょうね。

実は今年に入り、いきなり1月に大切な家族、親戚を次々亡くし、

家族について改めて考えさせられました。

無鉄砲で、好きな事ばかりやらせて貰ってきたから、皆が元気なうちにたくさん会っておきたいし、返していきたい。

能登でのボランティア体験も背中を押してくれました。

全国から集まった様々な人々、息子らと同年代大学生との泥んこ作業。

以前の私は、

「音楽の仕事以外は絶対にしない!」

と決めた時期が長く存在しました。

しかしそれは「音楽なら安くても何でもやります!」という自己の安売りを招き、

「お前の代わりは幾らでもいるんだ」という使い捨て、パワハラ、嫌な現場、強要、貧困、家庭犠牲、ブラック残業なんて可愛いと思えるほどの時間無し、一発逆転狙いのFX、そして結局バイトに頼る。

これらは私がやらかしてきた結果なので自らの責任。

純粋に、音楽だけで家族を養えている人は本当に尊敬します。

けどそんな人、一体何人いるのでしょうか?

私はそうではなかった。

良いトコ、キラキラしたトコだけ切り取って、大事な人はそっちのけ、も多いことでしょう。余計なお世話でしょうが、まさに自分がやってきたことなので明記します。

「諸行無常」「朝には紅顔ありて夕べには白骨となる」

無神論者だった私に響く言葉。

ミュージシャン社長のリアルを公開していきます。

ワサビ



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